米国の11都市で実証された1%効果

1972年、米国では超越瞑想を学んだ住民の数が人口の1%に達した都市が11ありました。それら11都市に対する対照都市として、人口統計学的変数(地理的な位置、総人口、および学生数)が類似しており、TMを学んだ住民数がまだ1%に達していない都市が選ばれました。その後、FBIから提供された各都市の犯罪統計が比較されました。

11-steden-1-percent-effect統計によると1972年から、1%都市(実線)は、同じ都市のそれ以前の傾向と比較しても、対照都市(点線)と比較しても、犯罪率が有意に減少しています。犯罪件数は対照都市と比較して16.5%少なくなっています(p<.001)。米国全体の犯罪傾向と比較すれば、その差はさらに大きく18%の減少になります。

しかし、TMを実践する住民数が人口の1%である11都市の犯罪傾向の変化は、1971年からすでに現れている可能性がある(犯罪は1971年に増加が止まり、1972年から減少に転じた)という点で、この研究は1%効果を完全に立証するものではないとされました。

11-steden-detailしかし、これら11都市のより詳細な犯罪統計を見ると、そのうちのかなりの都市で1971年にはすでに人口の1%を構成する人数のTM実践者が居住していました(図では1%に達した時点から実線になっています)。そのために11都市の犯罪率は平均すれば1971年から1972年までの間に増加しなかったと考えられます。ですから、このことは1%効果をさらに裏付けていると言えます。1%のしきい値に達したとたんに犯罪率が減少するのです。

この研究の全体は次の文献に収録されています。Ref.Scientific Research on Maharishi’s Transcendetental Meditation Vol. 1, 98, pp 639-648